ギター初心者は練習で何から手をつける?1回30分の練習メニューを解説
「ギターを練習しようと思っても、何から始めればいいのか分からない」
ギターを始めたばかりの方から、よく聞く悩みのひとつです。
コードを覚えたほうがいいのか、曲を練習したほうがいいのか、基礎練習をしたほうがいいのか……。
やることがたくさんあるように見えて、結局何をすればいいのか分からなくなってしまう方も多いと思います。
でも、初心者のうちは難しく考えすぎる必要はありません。
大切なのは、限られた時間の中で「今日はこれをやる」と決めてギターに触れることです。
今回は、四日市市で初心者専門のギター教室を運営している講師の立場から、1回30分を目安にした初心者向けの練習メニューを紹介します。
「家で何を練習したらいいか分からない」という方は、ぜひ参考にしてください。
初心者は30分でも十分にギターを練習できる
まずお伝えしたいのは、毎回何時間も練習する必要はないということです。
特に仕事や学校、家事などがあると、毎日まとまった練習時間を作るのは難しいですよね。
そんな中で「毎日1時間練習しないと上手くならない」と考えてしまうと、ギターを弾くこと自体が負担になってしまいます。
初心者のうちは、30分程度でも内容を決めて練習すれば十分です。
もちろん30分という時間にこだわる必要もありません。
時間がない日は10分でもいいですし、「今日は5分だけ」という日があっても大丈夫です。
練習時間について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
1回30分の初心者向け練習メニュー
それでは実際に、30分ある場合にどんな練習をすればいいのか紹介していきます。
ひとつの目安として、
①チューニング:2〜3分②コードやフォームの確認:5分③苦手な部分の練習:10分④曲を弾く:10分前後
という流れがおすすめです。
もちろん毎回この通りにする必要はありません。
その日の課題や練習している曲によって時間配分を変えてOKです。
大切なのは、30分間ずっと同じことを繰り返すのではなく、目的を分けて練習することです。
① 最初にチューニングをする【2〜3分】
ギターを持ったら、まずチューニングを確認しましょう。
初心者の方の場合、
「昨日合わせたから今日も大丈夫だろう」
と思って、そのまま練習を始めてしまうことがあります。
しかしギターは、気温や湿度、弦の状態などによって少しずつ音程が変わります。
音がズレた状態で練習すると、正しく押さえられているのに「なんとなく変な音がする」と感じることもあります。
そのため、練習を始める前にチューナーを使って音を合わせる習慣をつけておきましょう。
慣れてくれば、それほど時間はかかりません。
② コードやフォームを確認する【5分】
次に、その日に練習するコードやフォームを確認します。
例えば、
C・G・Am・Emなど、今練習しているコードをひとつずつ押さえてみる。
このとき、速くコードチェンジする必要はありません。
まずは、
「全部の弦がきれいに鳴っているか」
「指が隣の弦に触れていないか」
「必要以上に力を入れていないか」
などを確認してみましょう。
初心者のうちは、いきなり速く弾こうとするよりも、まず正しい形を作ることが大切です。
5分程度でも、毎回確認していると少しずつ指がコードの形を覚えていきます。
③ 苦手なところだけを練習する【10分】
ここが30分の中でも特に大切な時間です。
曲を練習していると、
「このコードチェンジだけ止まってしまう」
「ここだけテンポについていけない」
「この部分だけ音がきれいに鳴らない」
という場所が出てきます。
そんなとき、毎回曲の最初から最後まで弾く必要はありません。
むしろ、できないところだけを切り取って練習するほうが効率的です。
例えばGからCへのコードチェンジで止まるなら、その2つだけを繰り返します。
G → C → G → C……
というように、曲を弾かずにコードチェンジだけ練習しても構いません。
テンポについていけない場合も、原曲の速さで無理に弾くのではなく、ゆっくりしたテンポから始めます。
「曲を弾く=毎回最初から最後まで通す」
と考えなくて大丈夫です。
できない部分を少しずつできるようにすることも、立派な曲の練習です。
④ 最後は好きな曲を弾く【10分前後】
最後は、現在練習している曲を弾いてみましょう。
ここでは完璧に弾けなくても大丈夫です。
途中で止まってもいいですし、まだ弾けない部分を飛ばしても構いません。
大切なのは、基礎練習だけで終わらせず、実際の音楽の中でギターを楽しむことです。
ギターを始めた理由は、
「コードチェンジの練習をしたかったから」
ではなく、
「好きな曲を弾いてみたい」
という方がほとんどだと思います。
だからこそ、練習の最後には好きな曲に触れる時間を作ってみてください。
少し前まで弾けなかった部分が弾けるようになると、自分でも上達を実感しやすくなります。
30分全部を基礎練習にしなくてもいい
初心者の方ほど、
「上手くなるには基礎練習をたくさんしないといけない」
と思うことがあります。
もちろん基礎練習も大切です。
しかし、基礎練習ばかりでギターそのものが楽しくなくなってしまったら、続けることが難しくなります。
特に趣味としてギターを始めたのであれば、好きな曲を弾くこと自体が練習だと考えて大丈夫です。
曲の中には、
コードチェンジ、ストローク、リズム、ピッキング、指の移動など、ギターに必要な要素がたくさん入っています。
そのため、現在のレベルに合わせて曲を選び、必要な部分を練習していく方法でも十分に上達できます。
完全初心者なら最初の1週間はもっとシンプルでOK
まだギターを買ったばかりで、
「コードもほとんど知らない」
「ギターの持ち方もよく分からない」
という段階なら、今回紹介した30分メニューをすべて行う必要はありません。
最初は、
ギターを持つ↓チューニングする↓コードを1〜2個押さえてみる↓簡単に音を鳴らしてみる
これくらいでも十分です。
最初からたくさんのことを覚えようとすると、何ができていて何ができていないのか分からなくなってしまいます。
完全初心者の方は、こちらの記事で最初の1週間の進め方も紹介しています。
「今日は何を練習するか」を決めるだけでも変わる
家での練習で意外と多いのが、
ギターを持つ↓なんとなくコードを鳴らす↓曲を少し弾く↓難しいところで止まる↓別のことを弾く
という流れです。
もちろん、自由にギターを楽しむ日があっても問題ありません。
ただ、上達したいのであれば、
「今日はGからCへのコードチェンジを練習する」
「今日はサビの4小節だけ弾けるようにする」
など、小さな目標をひとつ決めてみてください。
30分で曲を完成させる必要はありません。
昨日よりひとつできることが増えれば、それで十分です。
毎日同じ30分メニューにする必要はない
今回紹介したメニューは、あくまでひとつの例です。
例えばコードチェンジがかなりできるようになったら、コード確認の5分を減らして曲の練習時間を増やしてもいいでしょう。
逆に、新しいコードがたくさん出てきた日はコード練習を長めにしても構いません。
ギターの練習内容は、自分の成長に合わせて変わっていくものです。
「30分間で全部やらなければいけない」
と考えるのではなく、
今の自分に必要な練習へ時間を使う
という考え方がおすすめです。
最初の1か月にどんなことを練習していけばいいのか知りたい方は、こちらも参考にしてください。
まとめ|30分あれば「少しずつできることを増やす」
ギター初心者の練習は、難しく考える必要はありません。
30分練習できるなら、
チューニング↓コードやフォームの確認↓苦手な部分の練習↓好きな曲を弾く
という流れから始めてみてください。
そして、30分できない日があっても問題ありません。
10分しか時間がなければ10分。
5分しかなければ5分。
短い時間でもギターを持って、昨日できなかったことを少し練習する。
その積み重ねが、少しずつ上達につながっていきます。
四日市でギターを始めたい初心者の方へ
隠れ家ギター教室は、三重県四日市市にある初心者専門のギター教室です。
「ギターを買ったけれど、何から練習すればいいか分からない」
「家で練習しているけれど、このやり方で合っているのか不安」
「好きな曲を弾けるようになりたい」
そんな初心者の方に、一人ひとりのペースや目標に合わせたレッスンを行っています。
決まった教材を順番に進めるのではなく、好きな曲や弾いてみたい曲も取り入れながら、その方に今必要な練習を一緒に考えていきます。
ギターを持っていない方には無料貸出ギターもありますので、まずは手ぶらで体験していただくこともできます。
「自分にもできるかな?」という段階でも大丈夫です。
まずは無料体験レッスンで、実際にギターに触れてみてください。
コメント