ギター初心者は同じフレーズを何回練習すればいい?反復練習の目安を解説
ギターを練習していると、なかなか弾けないフレーズが出てくることがあります。
そんなときによく言われるのが、
「できるまで繰り返し練習しましょう」
という言葉です。
でも、ギターを始めたばかりの方からすると、
「何回くらい繰り返せばいいの?」
「10回?50回?それとも100回?」
「何回やっても弾けないときは、ずっと同じところを練習するの?」
と疑問に思うこともあるのではないでしょうか。
四日市市笹川にある隠れ家ギター教室でも、初心者の方のレッスンでは同じフレーズを何度も繰り返して練習することがあります。
ただし、単純に「今日はここを50回弾きましょう」というように、回数だけを決めて練習することはほとんどありません。
大切なのは、何回弾いたかではなく、繰り返している間に何ができるようになったのかを見ることです。
今回は、ギター初心者の方が同じフレーズを練習するときの「反復回数の目安」について解説します。
同じフレーズは何回練習すればいい?
最初に結論から言うと、
「このフレーズは10回練習すればOK」
という決まった回数はありません。
同じフレーズでも、3回ほど弾いただけでコツをつかめることもあれば、何日かに分けて練習した方がいいこともあります。
人によっても違いますし、フレーズの難易度によっても変わります。
そのため、
「今日は30回弾いたから練習終了」
と回数だけで判断する必要はありません。
初心者の方の場合は、まず3〜5回程度をひとつの区切りとして繰り返してみると分かりやすいと思います。
3〜5回弾いてみて、少しずつ弾きやすくなっているのであれば、その練習をもう少し続けてみます。
反対に、5回弾いても毎回まったく同じところで失敗するのであれば、そのまま20回、30回と続けるのではなく、一度練習方法を変えてみましょう。
何十回も繰り返せば上達するとは限りません
反復練習というと、とにかく同じことを何度も繰り返すイメージがあるかもしれません。
もちろん、ギターでは繰り返し練習することはとても大切です。
コードチェンジも、ピッキングも、ストロークも、ある程度は繰り返さないと体が動きを覚えてくれません。
ただし、間違った状態のまま繰り返してしまうと、あまり効率の良い練習にはなりません。
例えば、あるフレーズを10回弾いて、10回とも同じ場所で止まってしまったとします。
この状態で、
「まだ練習回数が足りないから、あと50回やろう」
と考えるより、
「なぜ毎回ここで止まるんだろう?」
と考えた方が上達につながりやすくなります。
左手の指が間に合っていないのかもしれません。
右手のピッキングが難しいのかもしれません。
リズムが分からなくなっているのかもしれません。
あるいは、そもそも今のテンポが速すぎる可能性もあります。
同じミスが続いたら、回数を増やす前に原因を探してみることが大切です。
初心者は短いフレーズに区切って反復してみよう
初心者の方に特におすすめなのが、練習する範囲を短くすることです。
例えば、1曲を最初から最後まで通して弾いていて、サビの一部分だけ毎回止まってしまうとします。
この場合、練習のたびに曲の最初から弾き直す必要はありません。
苦手な1〜2小節だけを取り出して練習します。
それでも難しければ、1小節。
さらに難しければ、数音だけでも構いません。
そして、その短い部分をゆっくり3〜5回程度繰り返してみます。
弾けるようになってきたら、その前後を少しずつつなげていきます。
この方法なら、1曲を何度も最初から弾くよりも、苦手な部分を集中的に練習できます。
ギターを始めたばかりの頃は、
「曲を練習する=最初から最後まで弾く」
と思ってしまうことがあります。
しかし、実際には短い範囲に区切って練習する時間もとても大切です。
「1回弾けた」で次へ進まなくても大丈夫
難しかったフレーズが初めて弾けると、うれしいですよね。
ただ、1回弾けただけでは、まだ完全に身についていないこともあります。
たまたま指がうまく動いた可能性もあります。
そこで、1回成功したら、
「もう一度やってみよう」
と続けて弾いてみてください。
目安としては、2〜3回続けて同じように弾けるか確認してみるといいでしょう。
2〜3回安定して弾けるようになってきたら、かなり動きが身についてきたと考えられます。
ただし、ここでも完璧を求めすぎる必要はありません。
少しミスが出るくらいなら、次の部分へ進んでも大丈夫です。
後日もう一度弾いてみると、以前より自然に弾けるようになっていることもあります。
何回やっても弾けないときは練習方法を変える
同じところを何度練習しても弾けない。
初心者の方にはよくあることです。
そんなときに、
「自分には才能がない」
と考える必要はありません。
単純に、今やっている練習方法では難しすぎるだけかもしれません。
例えばテンポ100で弾けないのであれば、テンポ70や60まで落としてみます。
それでも難しければ、左手だけ動かしてみます。
右手だけなら弾けるのか確認するのもいいでしょう。
4小節を繰り返しているのであれば、1小節にしてみます。
1小節でも難しければ、コードチェンジひとつだけ、数音だけにしても構いません。
このように、弾けないときは「もっと回数を増やす」のではなく、「もっと簡単な状態を作る」という考え方が大切です。
できる状態まで難易度を下げて、そこから少しずつ元に戻していきます。
テンポを落とすだけで弾けることもあります
反復練習をするときに、もうひとつ大切なのがテンポです。
原曲と同じ速さで何度も失敗するより、かなりゆっくりしたテンポで成功する経験を重ねた方がいい場合があります。
初心者の方の場合、
「こんなにゆっくり弾いて練習になるの?」
と思うくらいテンポを落としても大丈夫です。
速いテンポでは考える時間がありません。
次のコードは何だったか。
次はどの指を動かすのか。
右手はアップなのかダウンなのか。
こうしたことを考えている間に、曲はどんどん先へ進んでしまいます。
テンポを落とすことで、一つひとつの動きを確認する余裕が生まれます。
そこで正しい動きを何度か繰り返してから、少しずつテンポを上げていきます。
反復練習では「何回弾いたか」だけではなく、「どのくらいのテンポなら成功できるか」も大切な目安になります。
レッスンでも同じ数小節を何度も練習します
四日市市笹川の隠れ家ギター教室でも、初心者の方のレッスンでは同じ数小節を繰り返して練習することがよくあります。
最初から最後まで何度も通して、
「もう一回やってみましょう」
だけで終わるわけではありません。
例えば、ある部分で毎回止まるのであれば、そこだけを取り出します。
まず一緒にゆっくり弾いてみる。
次は一人で弾いてみる。
難しければさらにテンポを落とす。
左手だけ確認してみる。
できるようになったら前後のフレーズとつなげてみる。
このように少しずつ条件を変えながら練習していきます。
同じフレーズを繰り返しているように見えても、実際には毎回まったく同じ練習をしているわけではありません。
「さっきよりコードチェンジが速くなった」
「右手が止まらなくなった」
「ゆっくりなら一人でも弾けた」
という小さな変化を確認しながら進めていきます。
初心者の方にとって、この小さな変化を積み重ねていくことがとても大切です。
「何回練習したか」より「何が変わったか」を見てみよう
ギターを練習していると、どうしても分かりやすい数字が欲しくなります。
「毎日30分」
「このフレーズを50回」
「1日100回コードチェンジ」
このように回数を決めること自体が悪いわけではありません。
練習を始めるきっかけとして、回数を決めるのはとても分かりやすい方法です。
ただ、その数字を達成することだけが目的になってしまうと、
「50回やったけれど、結局何ができるようになったのか分からない」
という状態になることがあります。
3回しか練習していなくても、1回目より3回目の方が明らかに弾きやすくなっているのであれば、それは良い練習です。
反対に30回繰り返しても、ずっと同じ失敗をしているのであれば、一度やり方を見直した方がいいかもしれません。
回数はあくまで目安。
それよりも、
「さっきより少しできるようになったか?」
を見ながら練習してみてください。
まとめ|まず3〜5回、変化がなければやり方を変えてみよう
ギター初心者の方が同じフレーズを反復するときに、「必ず○回練習すればいい」という決まりはありません。
迷った場合は、まず短いフレーズを3〜5回程度繰り返してみるといいでしょう。
そこで少しずつ弾けるようになっているなら、そのまま続けてみます。
1回弾けたら、2〜3回続けて弾けるか確認してみる。
反対に何回やっても同じところで失敗するのであれば、回数を増やすのではなく、テンポを落としたり、練習する範囲を短くしたりしてみましょう。
ギターの練習では、
「何回やったか」
よりも、
「さっきと比べて何ができるようになったか」
を見ることが大切です。
四日市市笹川の隠れ家ギター教室では、ギターを初めて触る方や、何から練習したらいいのか分からない初心者の方にも、一人ひとりのペースに合わせてマンツーマンでレッスンを行っています。
好きな曲を使いながら練習できますので、「ギターを買ったけれど何から始めればいいか分からない」「一人で練習しているけれど、なかなか弾けるようにならない」という方も大丈夫です。
四日市市周辺でギターを始めてみたい方は、無料体験レッスンも受け付けています。
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