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ギター初心者は左手の親指をどこに置けばいい?コードが押さえやすくなるフォームを解説

9月24日
読了時間: 8分

ギターを始めたばかりの方にコードを押さえてもらっていると、左手の指だけではなく「親指の位置」が気になることがあります。


CやG、Amなどのコードを押さえているけれど、なぜか指が届かない。

弦をしっかり押さえているつもりなのに、隣の弦に指が触れて音が鳴らない。

コードチェンジになると急に左手が動かなくなる。


こうしたとき、多くの方は「人差し指や中指の押さえ方が悪いのかな?」と考えます。

もちろんそれも原因のひとつですが、実はネックの裏側にある親指の位置を少し変えるだけで、かなり押さえやすくなることがあります。

今回は、四日市市で初心者向けのギターレッスンをしている講師の立場から、コードを押さえるときの左手の親指について解説します。



親指はギターを支える大切な指


コード表を見ると、人差し指、中指、薬指、小指をどこに置くのかは書かれています。

ところが、親指についてはほとんど書かれていません。

そのため初心者の方は、表側の4本の指ばかりを意識してしまいがちです。

しかし実際には、親指もコードを押さえるフォームを作るうえで重要です。


試しにギターを持たずに、左手で軽く何かを握ってみてください。

4本の指だけで握るよりも、反対側から親指が支えてくれることで安定すると思います。

ギターも似ています。

ネックの表側から4本の指で弦を押さえ、裏側から親指が支える。

このバランスによって左手のフォームが作られます。



基本はネックの裏側に親指を置く


初心者の方にまず覚えていただきたいのは、親指をネックの裏側に置く形です。

特にコードを押さえたときに指が届きにくい場合は、一度親指の位置を確認してみてください。

親指がネックの上から大きく飛び出していると、手のひらがネックに近づきすぎて、表側の指を自由に動かしにくくなる場合があります。

そこで親指を少し下げ、ネックの裏側あたりに置いてみます。

すると手のひらとネックの間に少し余裕ができ、指先を立てやすくなります。

特に、


  • 指が寝てしまう

  • 隣の弦に触れてしまう

  • 薬指や小指が届きにくい

  • コードを押さえると手が苦しい


という場合は、親指の位置を変えるだけで改善することがあります。



「親指は絶対ここ」と決めなくても大丈夫


ただし、ここで注意したいことがあります。

親指は常にネックの真ん中になければいけないわけではありません。

ギターでは、押さえるコードやフレーズによって手の形が変わります。

例えばCコードを押さえるときと、単音のフレーズを弾くときでは、使いやすい親指の位置が違うことがあります。


演奏によっては親指がネックの上側に出ることもあります。

大切なのは、

「正しい場所に親指を固定する」

ことではなく、

「今弾いているものに合わせて、ほかの指が動きやすい位置に親指を置く」

ことです。


初心者のうちは「フォームを間違えてはいけない」と考えすぎて、必要以上に手を固めてしまうことがあります。

しかしギターのフォームは、完全にひとつの形へ固定するものではありません。



指が届かないときは親指を少し下げてみる


レッスンでもよくあるのが、

「どうしてもこの指が届きません」

というケースです。

そんなとき、押さえている指だけを一生懸命伸ばそうとすると、手に余計な力が入ってしまいます。


そこで一度、ネックの裏側を見ます。

親指がかなり上に来ていたら、少し下げてみます。

さらに手首や腕の位置も少し調整します。

すると、それまでギリギリだった指が自然に届くことがあります。

つまり、

届かない指だけを見るのではなく、左手全体の形を見ることが大切です。

初心者の方ほど「鳴らない弦」だけに集中してしまいます。

しかし原因がその指そのものではないケースもあります。



隣の弦に触れてしまう場合にも効果的


初心者の方から非常に多いのが、

「コードを押さえると別の弦までミュートしてしまう」

という悩みです。


例えばCコード。

押さえている指が少し寝てしまうと、隣の弦に触れてしまい、音が鳴らなくなります。

そこで「もっと指を立てよう」とします。

考え方としては合っています。

ただ、親指の位置や手の形が悪い状態で、指先だけを無理やり立てようとしても苦しくなります。


親指を少し調整して、手のひらとネックの間に余裕を作る。

その状態で指を立ててみる。

こちらの方が自然に押さえられる場合があります。

コードの音がきれいに鳴らない方は、


ギターを強く握りすぎない


親指についてもうひとつ気をつけたいのが、力の入れすぎです。

音が鳴らないと、

「もっと強く押さえないと」

と思ってしまいます。


すると表側の指だけではなく、親指にも力が入り、ネックを思い切り握り込むような形になりやすくなります。

これでは左手が疲れます。

さらにコードチェンジのときに一度力を抜くことができず、次のコードへ移動しにくくなります。


必要なのは、ネックを握りつぶすような力ではありません。

弦がきちんとフレットに触れて音が鳴るだけの力で十分です。

最初はその「ちょうどいい力」が分からないので、どうしても力みやすくなります。

これは練習しながら少しずつ覚えていけば大丈夫です。



指が痛いからといって力を入れ続けない


ギターを始めたばかりのころは、弦を押さえる指先が痛くなることもあります。

そこで「音を鳴らすにはもっと力が必要なんだ」と考えてしまうと、さらに強く握る癖がついてしまうことがあります。

指が痛いときは無理をせず、適度に休憩することも大切です。



コードごとに親指が動いても問題ありません


コードチェンジをするとき、

「親指まで動かしたらダメなのでは?」

と思う方もいるかもしれません。


そんなことはありません。

例えばCからGへ移動したとき、左手全体の形は変わります。

その結果として、親指の位置が多少変わるのは自然なことです。

大切なのは、親指を動かさないことではありません。


次のコードを無理なく押さえられる位置へ、左手全体を移動させることです。

コードチェンジが遅いと感じると、指一本一本の移動ばかりに目が向きます。

しかし実際には、手全体の動きを考えた方がスムーズになることも多くあります。



自分では親指の位置に気づきにくい


親指の難しいところは、演奏中に自分から見えにくいことです。

表側の指は見えます。

でも親指はネックの裏側に隠れています。


そのため、

「ちゃんと押さえているのに、なぜか音が鳴らない」

というときでも、自分では原因に気づきにくいことがあります。


スマートフォンで左手を撮影して確認してみるのもおすすめです。

正面だけではなく、少しネックの裏側が見える角度から撮影すると、親指や手首の位置を確認できます。

自分では普通に弾いているつもりでも、動画で見ると「こんなに力が入っていたのか」と気づくことがあります。



正しいフォームより「弾きやすいフォーム」を探そう


ギターを始めると、

「正しい持ち方」

「正しい押さえ方」

「正しいフォーム」

という言葉をたくさん目にします。


もちろん基本の形を知ることは大切です。

しかし、手の大きさや指の長さは人によって違います。

ギターのネックの太さも違います。

そのため、全員がまったく同じ形になるわけではありません。


基本を知ったうえで、自分が無理なく音を鳴らせる位置を探していくことが大切です。

親指も同じです。

まずはネックの裏側に置く基本形を試す。

指が届きにくければ少し下げる。

弾く内容によっては少し上へ動かす。

このように調整していきましょう。



まとめ|コードが押さえにくいときは親指も確認してみよう


コードがうまく鳴らないと、どうしても表側の指だけを見てしまいます。

しかし、左手のフォームを作っているのは4本の指だけではありません。

ネックの裏側にある親指も重要です。

指が届かない、隣の弦に触れる、手に力が入る。

そんなときは一度、親指の位置を確認してみてください。

ほんの少し位置を変えるだけで、驚くほど押さえやすくなることもあります。

ギターは「力で押さえる」よりも、弾きやすい位置を見つけることが大切です。

四日市市笹川の隠れ家ギター教室では、初心者の方を中心に、コードの押さえ方や左手のフォームなども一人ひとりに合わせてレッスンしています。

「コードがきれいに鳴らない」「指が届かない」「独学でフォームが合っているのか分からない」

という方も大丈夫です。

ギターをお持ちでない方には無料貸出ギターもご用意していますので、まずは手ぶらで体験していただけます。





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