四日市でギターを始めた初心者へ|弦はどこを押さえる?正しいフレットの押さえ方
ギターを始めたばかりの方のレッスンをしていると、意外とよくあるのが、
「弦ってフレットのどこを押さえればいいんですか?」
という疑問です。
TAB譜には「1」「2」「3」と数字が書いてありますが、その数字が表しているのはフレットの番号です。
では、そのフレットの中ならどこを押さえても同じなのでしょうか?
実は、押さえる位置によってギターの弾きやすさはかなり変わります。
同じ力で押さえているつもりなのに、
「音がビビる」
「きれいに鳴らない」
「かなり強く押さえないと音が出ない」
という場合は、指の力ではなく「押さえる位置」が原因になっていることもあります。
今回は、四日市市笹川の隠れ家ギター教室で初心者の方にギターを教えている立場から、弦を押さえる基本的な位置について解説します。
結論:フレットのすぐ手前を押さえる
最初に結論から言うと、弦はフレットのすぐ手前を押さえるのが基本です。
ここでいう「フレット」とは、指板に並んでいる細い金属の棒のことです。
たとえばTAB譜に「3」と書いてあれば、3フレットの金属部分そのものを押さえるのではありません。
2フレットと3フレットの間に指を置き、できるだけ3フレット側の金属部分に近いところを押さえます。
ただし、金属の真上を押さえるわけではありません。
「金属の少し手前」
くらいのイメージです。
初心者の方はフレットとフレットのちょうど真ん中あたりを押さえてしまうことがありますが、少しフレット側へ指を移動するだけで、驚くほど軽い力で音が鳴ることがあります。
なぜフレットの近くを押さえると音が鳴りやすい?
ギターは、弦をフレットに接触させることで音程を変えています。
そのため、フレットから離れた場所を押さえると、弦をしっかりフレットに接触させるために余計な力が必要になります。
たとえば3フレットを押さえる場合。
2フレット寄りを押さえるよりも、3フレットのすぐ手前を押さえた方が少ない力で安定して音を出しやすくなります。
「ギターってこんなに強く押さえないといけないの?」
と思っている初心者の方は、一度押さえている位置を確認してみてください。
力不足ではなく、単純にフレットから離れすぎている可能性があります。
フレットの真ん中を押さえたらダメなの?
真ん中を押さえたからといって、必ず音が出ないわけではありません。
十分な力で押さえれば普通に音が鳴ることもあります。
ただ、初心者のうちはまだ左手の使い方に慣れていません。
そこで必要以上に強く握る癖がついてしまうと、
「すぐ手が疲れる」
「指先が必要以上に痛い」
「コードチェンジすると力が抜けない」
といった別の問題につながることがあります。
ギターは力任せに押さえる楽器ではありません。
なるべく少ない力で、きれいな音が鳴る場所を見つけることが大切です。
特に練習を始めたばかりで指先の痛みが気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
金属のフレットの真上を押さえるのも避けよう
「フレットに近いほどいいなら、金属の真上を押さえればいいのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、これもおすすめしません。
金属部分の真上に指を置いてしまうと、弦をフレットへきれいに押し付けることができず、音が詰まったり鳴りにくくなったりすることがあります。
ですので、
フレットから離れすぎない。
でも、
フレットの真上には乗せない。
この間を狙います。
最初は数ミリ単位まで神経質になる必要はありません。
「今まで真ん中を押さえていたから、少しフレット寄りにしてみよう」
くらいから始めれば十分です。
コードになると理想の位置に置けないこともある
ここまでは1本の指で1本の弦を押さえる場合の話です。
しかし、コードになると少し事情が変わります。
たとえばCコード。
複数の指を同時に使うため、すべての指をフレットのすぐ手前に置くのが難しい場合があります。
指同士がぶつかったり、手の大きさによって届きにくかったりするからです。
その場合は、無理に全部の指をフレットぎりぎりに置かなくても大丈夫です。
置ける指はなるべくフレットの近くへ。
そして、多少離れてしまう指については、きれいに音が鳴っていれば問題ありません。
教科書通りの見た目にすることよりも、実際に音が鳴っているかどうかの方が大切です。
コードを押さえているのに音が鳴らない場合は、押さえる位置以外にもいくつか原因があります。
詳しくはこちらでも解説しています。
指の腹ではなく指先で押さえる
押さえる「場所」と一緒に意識したいのが、指のどの部分を使うかです。
基本的には、指先に近い部分で弦を押さえます。
指を寝かせすぎると、押さえている弦の隣の弦まで触ってしまいます。
すると、コードをジャラーンと弾いたときに、
「一部の弦だけ音が鳴らない」
ということが起こります。
初心者の方がコードを弾いたとき、押さえている場所そのものは合っているのに音が鳴らないことがあります。
そんなときは、指が隣の弦に触れていないか1本ずつ確認してみましょう。
全部の弦を一気に弾いて確認するより、
6弦、5弦、4弦……
と1本ずつ鳴らした方が原因を見つけやすくなります。
「強く押さえる」より「良い場所を探す」
初心者の方に特に覚えておいてほしいのは、
音が鳴らない=もっと強く押さえる
とは限らないということです。
音が鳴らなければ、どうしても力を入れたくなります。
もちろん最低限の力は必要です。
しかし、それ以上に大切なのが、
「どこを押さえているか」
「指が寝ていないか」
「隣の弦に触れていないか」
です。
位置を少し変えるだけで音が鳴るのであれば、力を増やす必要はありません。
むしろ、その場所が自分にとって弾きやすい位置ということです。
初心者は1本の弦で確認してみよう
コードでうまくいかない場合は、一度コードをやめて1本の弦だけで試してみるのもおすすめです。
たとえば1弦の3フレットを押さえてみます。
まず、フレットとフレットの真ん中あたりを押さえて音を鳴らします。
次に、3フレットの金属部分のすぐ手前まで指を移動させて、同じくらいの力で鳴らしてみてください。
違いを感じられると思います。
さらに、少しずつ左手の力を抜いていきます。
どこまで力を抜いたら音がビビり始めるのかを確認してみると、
「思っていたより力はいらないんだ」
と分かることがあります。
こうした確認は、コードをたくさん覚える前に一度やっておくと役立ちます。
これからコードを覚えていく方はこちらも参考にしてみてください。
まとめ|少ない力できれいに鳴る場所を探そう
ギターの弦を押さえるときは、基本的に押さえたいフレットの金属部分のすぐ手前を狙います。
フレットから離れすぎると余計な力が必要になり、反対に金属の真上を押さえても音が鳴りにくくなることがあります。
ただし、コードではすべての指を理想的な位置に置けないこともあります。
大切なのは、形を完璧にすることではありません。
少ない力できれいな音が鳴っているか。
ここを確認してみてください。
ギターを始めたばかりの頃は、「自分は指の力が弱いから弾けない」と思ってしまうことがあります。
でも実際には、ほんの少し指の位置を変えるだけで解決することもあります。
四日市市笹川の隠れ家ギター教室では、こうしたギターを始めたばかりの方がつまずきやすいポイントも、一つずつ確認しながらレッスンしています。
「ギターを買ったけれど何から練習したらいいか分からない」
「コードを押さえてもきれいに鳴らない」
「完全初心者だけど一度習ってみたい」
という方も大歓迎です。
ギターをお持ちでない方には無料貸出ギターもありますので、まずは手ぶらで体験していただくこともできます。
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