ギターは1曲ずつ完成させなくてもいい!好きな曲を同時進行するメリット【四日市のギター教室】
- 8月22日
- 読了時間: 8分
「今練習している曲がまだ弾けていないのに、次の曲に手を出してもいいのかな?」
ギターを始めたばかりの方からすると、こんなふうに思うこともあるかもしれません。
学校の勉強のように、
「まずはこの曲を最後まで完成させる」
「できるようになってから次の曲へ進む」
という順番のほうが良さそうに感じますよね。
でも、ギターの練習は必ずしも1曲ずつ進める必要はありません。
むしろ僕は、難しいところでずっと止まってしまうくらいなら、好きな曲を何曲か同時進行するのも全然アリだと考えています。
今回は、実際のレッスンで取り組んだ**indigo la End「春は溶けて」**を例に、好きな曲を同時進行して練習するメリットについてお話しします。
indigo la End「春は溶けて」をレッスン中
今回のレッスンでは、生徒さんが練習している**indigo la End「春は溶けて」**を進めました。
この曲は簡単なコードをジャカジャカ弾くだけではなく、細かいリズムや休符、スウィープ奏法なども登場します。
まず確認したのが18小節目。
生徒さんが自宅でYouTubeと楽譜を見ながら練習していたところ、
「ここ、楽譜と違う気がします」
と気付いてくれました。
実際に確認してみると修正が必要な部分だったためその場で楽譜に書き込みました。
こうやって自分で音源や動画を聴きながら、
「なんか違う気がする」
と気付けるのも大切な成長だと思います。
ただ楽譜に書いてあるものをそのまま弾くのではなく、実際の音を聴いて確認する習慣が少しずつ身についてきています。
難しいリズムは「休符」を感じる
続いてかなり時間をかけたのが23〜24小節目です。
生徒さんからも、
「ここのリズムがかなり分かりにくい」
という話がありました。
確かにここは、楽譜を眺めているだけでは少し分かりにくいリズムです。
そこで24小節目については16分音符を基準にして、リズムを細かく分解しながら考えていきました。
そして重要になるのが16分休符です。
ギター初心者の方の場合、音符には意識が向いても「休符」は軽く考えてしまうことがあります。
でも実際には、音を鳴らすことと同じくらい、音を鳴らさないことも大切です。
今回のレッスンでは、16分休符のタイミングで右手の腹を弦に当てて音を止める練習をしました。
ポイントは、
右手を当てる=休符
と身体で感じること。
頭の中だけで「ここが休符」と考えるよりも、右手の動作として休符を作ってしまったほうがリズムをつかみやすくなる場合があります。
細かいリズムが苦手な方ほど、音を鳴らすところだけではなく「どこで音を止めるのか」も意識してみてください。
Bメロではスウィープ奏法も登場
そのままBメロへ進み、25小節目ではスウィープ奏法が登場しました。
スウィープ奏法という言葉だけ聞くと、
「速弾きの上級者が使うテクニック」
というイメージを持つ方もいるかもしれません。
もちろん本格的なスウィープは難しいテクニックですが、今回のフレーズではまず右手の動きを理解するところから始めました。
曲を練習していると、こうして今まで知らなかった奏法が自然に出てくることがあります。
レッスンでは、
「スウィープ奏法を練習する日」
と決めてテクニックだけを延々と練習するよりも、好きな曲の中に出てきたタイミングで、
「これはこういう弾き方ですよ」
と覚えてもらうことも多いです。
そのほうが、
何のためにこの奏法を練習するのか
が分かりやすいからです。
どうしても難しいサビは一旦やらない
そしてindigo la End「春は溶けて」のサビ。
ここはかなり難易度が高い部分です。
実際に生徒さんとも相談して、
今は無理にサビを攻略しなくてもいい
ということになりました。
ここはギター初心者の方にぜひ知っておいてほしいところです。
曲を練習していると、
「ここだけ全然弾けない」
という場所は普通に出てきます。
そんなとき、
「この部分が弾けるまで絶対に次へ進まない!」
と決めてしまうと、何日も何週間も同じ数小節だけを練習することになるかもしれません。
もちろん、それが楽しいなら問題ありません。
でも、
「また今日もここか……」
となってギターを触ること自体が嫌になってしまったら本末転倒です。
難しいところは一旦置いておく。
そして、今できるところや別の曲を練習する。
その間に少しずつ演奏力が上がって、数ヶ月後に戻ってきたら以前より簡単に感じることもあります。
今弾けないからといって、今すぐ弾けるようにしなければいけないわけではありません。
「他の曲もやってみましょうか」という話に
今回の生徒さんは、普段からかなり自分でもギターを練習しているようでした。
そこでレッスン中、
「他の曲も同時にやってみてもいいですね」
という話になりました。
候補として出てきたのが、
・RADWIMPS「君と羊と青」
・SHISHAMO「君と夏フェス」
・SHISHAMO「君に彼女ができたんだ」
・SHISHAMO「君とゲレンデ」
・キタニタツヤ「ずうっといっしょ!」
など。
その中でもキタニタツヤ「ずうっといっしょ!」はすでに自分で練習していたようで、実際に弾いてもらうとある程度しっかり弾けていました。
レッスンで「これを練習してください」と言われた曲だけではなく、
自分が弾きたいと思った曲を自分から触ってみる。
個人的には、こういう時間はすごく大切だと思っています。
好きな曲を同時進行するメリット
では、なぜ複数の曲を同時に練習してもいいのでしょうか?
一番大きな理由は、ギターを弾くことに飽きにくいからです。
例えば1曲だけを練習していて、難しい2小節で止まったとします。
毎日ギターを持つたびに、その2小節からスタート。
今日も弾けない。
次の日も弾けない。
これでは、だんだんギターを持つこと自体が億劫になってしまう方もいます。
そんなときは、
「今日はこっちの曲を弾こう」
でいいんです。
別の曲なら簡単に弾けるところがあるかもしれません。
好きなイントロだけ弾いてもいい。
サビだけ弾いてもいい。
1曲目ではリズムの練習、2曲目ではコードチェンジ、3曲目では新しい奏法。
複数の曲を弾いていると、結果的にいろいろな技術を練習できることもあります。
そして何より、
「今日は何を弾こうかな?」
とギターを持つことが楽しくなります。
1曲を最初から最後まで弾けなくても大丈夫
初心者の方と話していると
「1曲全部弾けるようにならないと、その曲を弾けるとは言えない」
と思っている方もいます。
でも僕は、そこまで厳しく考えなくてもいいと思っています。
イントロだけ弾ける。
Aメロまで弾ける。
サビだけ弾ける。
好きなフレーズだけ弾ける。
それでも十分ギターを楽しんでいます。
もちろん、最終的に1曲通して演奏できたときの達成感は大きいです。
だから「1曲完成させる」という目標も素晴らしいと思います。
ただ、それが唯一の正解ではありません。
特に趣味でギターを始めたのであれば、
自分がギターを続けたくなる練習方法を選ぶこと
も、とても大切です。
四日市の隠れ家ギター教室では好きな曲でレッスンできます
四日市市笹川の隠れ家ギター教室では、決められた教材を順番に進めるのではなく、生徒さんが「弾いてみたい」と思った曲を取り入れながらレッスンしています。
今回のように、
「この曲を練習していたけど、ここが難しい」
「最近こっちの曲にも興味が出てきた」
「YouTubeを見ていたら弾いてみたい曲を見つけた」
という場合も大歓迎です。
1曲を最後まで完成させてからでないと次の曲へ進めない、というルールもありません。
難しいところは一旦置いて、別の好きな曲を楽しむ。
そして上達してから、また戻ってくる。
そんな進め方でも大丈夫です。
ギターは長く続けるほど、以前は難しかったことが少しずつできるようになっていきます。
だからこそ、最初から完璧を目指しすぎず、
「またギターを弾きたい」
と思えることを大切にしてほしいと思っています。
まとめ|「今弾きたい曲」を楽しんでみよう
ギターを練習するとき、必ず1曲ずつ完成させる必要はありません。
難しいところにぶつかったら一旦置いても大丈夫。
別の好きな曲を練習しても大丈夫。
そして、また弾きたくなったときに戻ってくればOKです。
今回のレッスンでもindigo la End「春は溶けて」を続けながら、キタニタツヤ「ずうっといっしょ!」、SHISHAMO「君と夏フェス」「君に彼女ができたんだ」などを同時に進めていくことになりました。
いろいろな曲を弾いているうちに身についた技術が、元の曲に戻ったときに役立つこともあります。
「1曲も完成していないから、自分は全然上達していない」
そんなふうに思う必要はありません。
昨日より弾けるフレーズが一つ増えた。
知らなかったリズムが分かった。
好きな曲のイントロが少し弾けた。
それも全部、立派な上達です。
四日市市で、
「ギターを始めてみたい」
「独学で練習しているけれど、難しいところで止まっている」
「教則本ではなく、自分の好きな曲を弾きたい」
という方は、ぜひ隠れ家ギター教室へお越しください。
初心者の方を中心に、一人ひとりのペースや弾きたい曲に合わせてマンツーマンでレッスンしています。
ギターを持っていない方には貸出用ギターもありますので、まずは手ぶらでも大丈夫です。
無料体験レッスンでは、今弾いてみたい曲や困っていることなどもお気軽にご相談ください🎸
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