ギター初心者は休符が苦手?音を弾かない「間」を練習するとリズムが安定する理由【四日市市のギター教室】
ギターを練習していて、
「音は間違えていないのに、なぜか曲に合わない」
「TAB譜通りに弾いているつもりなのに、リズムがずれていく」
「先生と一緒なら弾けるのに、一人になると分からなくなる」
ということはありませんか?
こういった場合、弾いている音そのものではなく、「音を弾かない時間=休符」が原因になっていることがあります。
ギターを始めたばかりの頃は、どうしても「どこを押さえるのか」「何弦を弾くのか」という部分に意識が向きます。
もちろん、それも大切です。
しかし曲を演奏するためには、音を出すタイミングだけではなく、音を出さないタイミングも同じくらい重要です。
今回は、三重県四日市市で初心者向けのギターレッスンを行っている隠れ家ギター教室が、初心者の方が苦手になりやすい「休符」について解説します。
休符は「何もしない時間」ではありません
休符というと、
「ここは弾かない」
というイメージがあるかもしれません。
しかし実際には、休符もリズムの一部です。
例えば、
「タン・タン・タン・タン」
と4回均等に音を出すフレーズと、
「タン・休み・タン・タン」
というフレーズでは、使っている音が同じでも聞こえ方は大きく変わります。
この「休み」の長さが少しでもずれると、その後に弾く音のタイミングもずれてしまいます。
つまり、
休符とは休んでいる時間ではなく、次の音までの時間を数えている時間
と考えると分かりやすいです。
初心者ほど「弾くこと」に集中しすぎる
ギター初心者の方が休符を苦手にしやすい理由の一つが、弾くことに意識を使いすぎることです。
例えばTAB譜を見ながら、
「次は5弦3フレット」
「その次は4弦2フレット」
「次は指を移動して……」
と考えているとします。
頭の中では音程や指の動きを追いかけるだけで精一杯です。
すると休符が出てきたときに、
「ここは何も弾かないところ」
として通過してしまいやすくなります。
ところが音楽では、その何も弾いていない時間にもテンポは進んでいます。
休符の間にリズムを見失ってしまうと、次の音をどこから入れればいいのか分からなくなります。
その結果、
最初の数音は合っていたのに、少しずつ曲からずれていく
という状態になります。
「音は合っているのに曲に合わない」の正体
初心者の方の演奏を聴いていると、
音程は合っている。
弾く順番も合っている。
それなのに曲と合わせると合わない。
ということがあります。
この場合に確認したいのが、
音と音の間隔です。
例えば、
「ター・タ・ター」
というフレーズを、
「タータ・ター」
と弾いてしまえば、音の順番自体は同じでもリズムは別物です。
特に休符が入るフレーズでは、
「前の音をどこまで伸ばすのか」
「どこで音を切るのか」
「次の音まで何拍待つのか」
まで意識する必要があります。
ギターは正しいフレットを押さえて正しい弦を弾けば終わりではありません。
いつ弾くか、いつ止めるかまで含めて一つのフレーズです。
まずはギターを持たずにリズムだけ確認する
休符がうまく取れない場合、いきなりギターで何度も弾き続けるより、一度ギターから離れてみる方法もおすすめです。
例えば、
「タン・タン・休み・タン」
というリズムなら、
実際に口で、
「タン・タン・ウン・タン」
と言ってみます。
休符を「ウン」などの言葉に置き換えると、何もない場所だった休符に長さが生まれます。
手拍子でも構いません。
大切なのは、
ギターを弾く前に、そのリズムを自分で再現できるか
ということです。
口でも手でも再現できないリズムを、ギターを持った瞬間に弾けるようにするのはかなり難しいです。
逆にリズムそのものが理解できれば、あとはギターの動きをそこに当てはめていきやすくなります。
「1・2・3・4」を止めない
休符でリズムが分からなくなる方には、拍を数え続ける練習も効果的です。
4拍子なら、
「1・2・3・4」
と一定の間隔で数え続けます。
音を弾かないところがあっても、数字は止めません。
例えば2拍目が休符なら、
1で弾く2は休む3で弾く4で弾く
というように考えます。
重要なのは、休符になった瞬間に自分の中のカウントまで止めないことです。
曲は休符の間も進み続けています。
この感覚が身についてくると、休符の後から演奏へ戻りやすくなります。
メトロノームを使うと休符の長さが分かりやすい
休符の練習にはメトロノームも役立ちます。
ただし最初から速いテンポで行う必要はありません。
むしろ、
「遅すぎるかな?」
と思うくらいから始めて大丈夫です。
例えばテンポ60なら、クリックに合わせて「1・2・3・4」と数えます。
そして休符になってもクリックを聞き続けます。
クリックが鳴っていることで、
「ここにもちゃんと時間が存在している」
ということが分かりやすくなります。
メトロノームが苦手な初心者の方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
原曲に合わせる前にリズムだけ練習する
「曲を流して練習した方が楽しい」
という方も多いと思います。
もちろん、最終的には原曲と一緒に弾けるようになるのが目標です。
ただ、休符の位置がまだ分かっていない状態で原曲を流すと、曲についていくことに必死になってしまう場合があります。
すると、
「なんとなくここで弾く」
という練習になってしまいます。
そこでおすすめなのが、
リズムを口で言う
メトロノームに合わせる
ギターだけでゆっくり弾く
最後に原曲と合わせる
という順番です。
原曲に合わせると急に弾けなくなる方については、こちらでも詳しく解説しています。
休符の後だけを繰り返してもOK
休符が入っているフレーズで毎回同じところを間違える場合、曲の最初から何度も弾き直す必要はありません。
むしろ、
休符の少し前から、休符の後の数音まで
を切り取って繰り返した方が効率的です。
例えば8小節のフレーズの6小節目で毎回ずれるなら、1小節目から毎回やり直すのではなく、5〜6小節目だけ練習します。
苦手な部分を小さく区切ることで、何ができていないのかも分かりやすくなります。
同じ部分を繰り返す練習についてはこちらの記事でも解説しています。
休符が分かると演奏が一気に音楽らしくなる
休符は地味なので、初心者のうちはあまり注目されない部分です。
しかし実際には、
「弾く」
だけでなく、
「止める」
「待つ」
「次の音に入る」
という動きが組み合わさってリズムができています。
特にロックやポップスでは、音を出し続けるよりも、短く切ったり休符を入れたりすることで格好良いリズムが生まれているフレーズがたくさんあります。
休符が正確になるだけでも、同じ音を弾いているのに演奏の印象がかなり変わることがあります。
「リズム感がないから無理」と考える必要はありません。
リズムも、コードやフレーズと同じように細かく分けて練習できる技術です。
リズムそのものが苦手だと感じている方はこちらの記事も参考にしてください。
四日市市でギター初心者向けのレッスンを行っています
隠れ家ギター教室は、三重県四日市市笹川にある初心者向けのマンツーマンギター教室です。
「楽譜の読み方が分からない」
「リズムが合っているのか自分では分からない」
「独学で練習しているけれど、同じところで止まってしまう」
という方も、一つずつ確認しながら練習できます。
決まった教材を順番に進めるのではなく、好きな曲や弾いてみたい曲をもとに、その方に合わせてレッスンを進めています。
アコースティックギター・エレキギターに対応しており、ギターを持っていない方には無料貸出ギターもあります。
「これからギターを始めてみたい」という完全初心者の方も大歓迎です。
無料体験レッスンも行っていますので、四日市市周辺でギター教室をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。
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