ギター初心者は自分の演奏を録音した方がいい?上達につながる録音練習のメリットを解説
ギターを練習していると、
「ちゃんと弾けていると思ったのに、なんだか原曲と違う」
「練習しているけど、本当に上達しているのかわからない」
「自分ではリズムが合っているつもりなのに、曲と合わせるとうまくいかない」
そんなことはありませんか?
ギター初心者の方にぜひ一度試していただきたいのが、自分の演奏をスマートフォンなどで録音して聴いてみることです。
「まだ上手くないのに録音するの?」
と思うかもしれません。
しかし、上手くなってから録音するのではなく、上手くなるために録音すると考えてみてください。
今回は、ギター初心者の方が自分の演奏を録音するメリットと、実際にどのように練習へ取り入れればいいのかを解説します。
弾いているときと聴いているときでは感じ方が違う
ギターを弾いている最中は、想像以上にたくさんのことを考えています。
左手ではコードやフレットの位置を確認し、右手ではピッキングやストロークを行います。
さらに、
「次のコードは何だったかな?」
「ここで指を移動しないと」
「間違えないようにしよう」
など、頭の中はかなり忙しい状態です。
そのため、演奏中には自分の音を客観的に聴く余裕がなくなりやすいのです。
ところが録音した演奏なら、ギターを弾く必要はありません。
ただ聴くだけなので、
「ここだけ少し走っているな」
「コードチェンジのところで一瞬止まっている」
「思っていたより音が途切れている」
といったことに気づきやすくなります。
これは録音練習の大きなメリットです。
「弾けているつもり」に気づける
ギターを練習していると、自分では弾けているつもりでも、実際には少し違っていることがあります。
特に気づきにくいのがリズムです。
音を間違えた場合は、
「あ、間違えた」
と比較的すぐにわかります。
しかしリズムの場合、少し速くなったり遅くなったりしても、弾いている本人は意外と気づきません。
コードチェンジが難しい部分だけテンポが遅くなり、簡単なところになると急に速くなることもあります。
録音して聴いてみると、このような変化がかなりわかりやすくなります。
リズムについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
録音はスマホで十分
「録音」と聞くと、マイクやオーディオインターフェースなど、本格的な機材が必要だと思うかもしれません。
練習目的であれば、そこまで難しく考える必要はありません。
スマートフォンのボイスメモや動画撮影で十分です。
大切なのは良い音で録音することではなく、自分の演奏を後から客観的に確認することだからです。
アコースティックギターなら、そのままスマートフォンを近くに置いて録音できます。
エレキギターの場合も、アンプから音を出してスマートフォンで録音すれば十分確認できます。
さらに動画で撮影すると、音だけではなくフォームも確認できます。
「コードチェンジの直前に左手が大きく動いている」
「右手の動きが途中で止まっている」
「難しいところになると体に力が入っている」
など、音だけではわからない部分が見えることもあります。
1曲全部を録音する必要はありません
初心者の方が録音練習をするときにおすすめなのは、短い範囲だけ録音することです。
毎回1曲を最初から最後まで録音する必要はありません。
たとえば、
Aメロの4小節だけ。
サビのコードチェンジだけ。
苦手なフレーズだけ。
これで十分です。
むしろ短い範囲に絞った方が、何ができていて何ができていないのか確認しやすくなります。
ギターの練習自体も、最初から最後まで何度も通すだけではなく、苦手な部分を数小節ずつ切り取って練習する方法があります。
詳しくはこちらでも解説しています。
録音したら「できていないところを1つ」探す
録音した自分の演奏を聴くと、
「全然ダメだ……」
と感じてしまう方もいるかもしれません。
ですが、完璧な演奏と比較する必要はありません。
録音を聴いたら、まずは直したいところを1つだけ探してみてください。
たとえば、
「CからGに変わるところだけ少し遅れる」
「サビに入るとストロークが速くなる」
「この1音だけきれいに鳴っていない」
などです。
原因が1つ見つかれば、その部分だけ練習します。
そして少し練習したら、もう一度録音します。
最初の録音と比べて良くなっていれば、その練習には意味があったということです。
この、
録音する → 聴く → 1つ修正する → もう一度録音する
という流れを作るだけでも、練習の内容がかなり具体的になります。
自分の成長がわかるのも録音のメリット
ギターを毎日、あるいは定期的に弾いていると、自分では上達を感じにくいことがあります。
昨日と今日で突然ものすごく上手くなるわけではないからです。
ところが、1か月前の録音を聴いてみると、
「今よりかなりテンポが遅い」
「この頃はコードチェンジで止まっていた」
「今は普通に弾けるところで苦戦している」
ということがあります。
これは大きなモチベーションになります。
ギターは、上達していても自分では気づきにくい楽器です。
以前できなかったことが当たり前にできるようになると、「できなかった頃」の感覚を忘れてしまうからです。
録音を残しておけば、過去の自分と現在の自分を比較できます。
他人と比べるのではなく、以前の自分と比べられるのも録音の良いところです。
録音を何十回も繰り返す必要はありません
ここで注意したいのは、録音すること自体が目的にならないことです。
納得できる演奏が録れるまで何十回も撮り直す必要はありません。
それでは「練習」ではなく「成功した1回を残す作業」になってしまうことがあります。
1回録音して、気になるところを確認する。
少し練習する。
もう一度録音する。
基本的にはこれくらいで十分です。
同じフレーズを何回練習すればいいのかわからない方は、こちらの記事も参考にしてください。
自分で原因がわからないこともあります
録音すると「何か変だ」ということには気づけても、なぜそうなっているのかわからない場合があります。
これは初心者の方なら当然です。
たとえばリズムがずれているように聞こえても、原因が右手なのか、左手のコードチェンジなのか、それともそもそもリズムの取り方なのか、自分だけでは判断しにくいことがあります。
そういうときに、第三者から演奏を見てもらう意味があります。
隠れ家ギター教室では、決まった教材を順番に進めるのではなく、生徒さんが弾きたい曲や現在困っている部分に合わせてレッスンを進めています。
「ここが弾けないけど、何が原因なのかわからない」
という状態でも大丈夫です。
実際に演奏を見ながら、必要な部分を一緒に確認していきます。
四日市でギターを始めたい初心者の方へ
三重県四日市市笹川の隠れ家ギター教室は、これからギターを始めたい方や、始めたばかりの初心者の方を中心としたマンツーマンのギター教室です。
アコースティックギター・エレキギターに対応しており、好きな曲を使いながら一人ひとりのペースでレッスンを進めています。
「ギターを買ったけれど何から練習すればいいかわからない」
「YouTubeを見ながら練習しているけれど、自分の弾き方が合っているかわからない」
「昔ギターを買ったけれど挫折してしまった」
という方もお気軽にご相談ください。
無料体験レッスンでは貸出用のギターも用意していますので、まだギターを持っていない方でも体験していただけます。
まとめ
自分の演奏を録音すると、弾いている最中には気づかなかったことが見つかります。
リズムのズレ、コードチェンジで止まる場所、音がきれいに鳴っていない部分などを客観的に確認できるからです。
難しい機材を用意する必要はありません。
まずはスマートフォンで、今練習しているフレーズを数小節だけ録音してみてください。
そして、
「どこを直したら今より少し良くなるだろう?」
という視点で聴いてみましょう。
数週間後、数か月後に昔の録音を聴き返すと、自分では気づかなかった成長が見えるかもしれません。
ギターは一度の練習で急激に上手くなるものではありません。
小さな変化を積み重ねながら、少しずつ「弾けなかったこと」を「弾けること」に変えていきましょう。
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