コードチェンジが遅い人は指を全部離している?共通する指を残すとスムーズになる理由
ギターを練習していて、
「コード単体なら押さえられるのに、曲になると間に合わない」
「次のコードへ移動するときに演奏が止まってしまう」
という悩みはとても多いです。
コードチェンジが遅いと、「もっと素早く指を動かさないと」と考えてしまいがちです。
しかし、実際には指を速く動かすことだけが解決方法ではありません。
コードチェンジが苦手な方の演奏を見ていると、コードが変わるたびに左手の指を全部弦から離し、次のコードをゼロから作り直していることがあります。
実はコードによっては、前のコードと次のコードで同じ場所を押さえる指があります。
その指までわざわざ離してしまう必要はありません。
今回は、コードチェンジをスムーズにするための「共通する指」の考え方について解説します。
コードチェンジは「全部の指を動かす」とは限らない
コード表を見ると、C、Am、G、Dなど、それぞれ別々の形として覚えることが多いと思います。
そのため初心者の頃は、
Cを押さえる
↓
全部離す
↓
Amを押さえる
↓
全部離す
↓
次のコードを押さえる
という動きになりやすいです。
もちろん最初はこれでも問題ありません。
ただ、曲のテンポが上がってくると、毎回すべての指を離して位置を探し直す方法では間に合わなくなってきます。
そこで一度、コードの「形」ではなく、どの指がどこからどこへ動いているのかを見てみましょう。
意外と動かさなくてもいい指が見つかります。
例えばCからAm7はほとんど動かなくてもいい
分かりやすいのがCからAm7へのコードチェンジです。
一般的なCコードでは、
・2弦1フレット
・4弦2フレット
・5弦3フレット
を押さえます。
Am7では、
・2弦1フレット
・4弦2フレット
を押さえます。
つまりCからAm7へ移動するとき、すでに押さえている2本の指はそのままで大丈夫です。
動かす必要があるのは一部だけです。
ところが、Cコードを弾いたあとに左手を一度全部離してしまうと、
「2弦1フレットはどこだ?」
「4弦2フレットは?」
と、もう一度指の位置を探すことになります。
これでは余計な動作が増えてしまいます。
残せる指は残す。
これだけでもコードチェンジはかなり楽になります。
AmからCも考え方は同じ
AmからCも似ています。
一般的な押さえ方であれば、AmとCには同じ場所を押さえている指があります。
そこで、すべての指を一度空中に持ち上げるのではなく、共通している部分を基準にして残りの指を動かします。
この「動かさない場所」があるだけで、左手の位置が迷いにくくなります。
ギターではこうした指を、次のフォームを作るための目印として使うことができます。
コードチェンジが速い人は、単純に指のスピードだけが速いわけではありません。
必要以上に動いていないことも大きなポイントです。
指を大きく浮かせすぎないことも大切
もう一つよくあるのが、コードを離した瞬間に指がネックから大きく離れてしまうことです。
例えば次のコードまで数センチしか動かさなくていいのに、指を大きく開いてからもう一度戻しているケースです。
これもコードチェンジが遅くなる原因になります。
指は必要以上に高く上げず、弦の近くに置いておく方が次のコードへ移動しやすくなります。
イメージとしては、
「一度手をリセットして次の形を作る」
のではなく、
「今のコードから次のコードへ形を変化させる」
という感覚です。
この違いはかなり大きいです。
もちろん全部のコードに共通する指があるわけではありません
ここは大切なポイントです。
どんなコードチェンジでも、必ず同じ場所に残せる指があるわけではありません。
GからDなど、押さえる場所が大きく変わる組み合わせもあります。
その場合は無理に指を残す必要はありません。
大切なのは、
「コードが変わったら全部の指を離す」
という動作を無意識に繰り返さないことです。
次のコードを確認して、
・そのまま残せる指はあるか
・ほとんど動かさなくていい指はあるか
・どの指を基準にすると次の形を作りやすいか
を一度考えてみてください。
コードチェンジだけを取り出して練習する
曲を最初から最後まで弾きながらコードチェンジを練習する必要はありません。
例えばC→Am7が苦手なら、
C
↓
Am7
↓
C
↓
Am7
だけを繰り返します。
このとき速さは必要ありません。
まずはゆっくり、
「この指は残す」
「この指だけ動かす」
と確認しながら練習します。
慣れてきたら少しずつテンポを上げていきましょう。
曲の中で何十回も失敗するより、苦手なコードチェンジだけを10回ほど集中して確認した方が動きを覚えやすいこともあります。
音が途切れても最初は気にしすぎなくて大丈夫
コードチェンジの練習をしていると、
「全部の弦をきれいに鳴らしてから次へ行かないと」
と思うかもしれません。
もちろん最終的にはきれいに鳴ることも大切です。
ただし最初から、
コードの形コードチェンジリズム音のきれいさ
をすべて同時に完璧にしようとすると難しくなります。
まずは左手の移動だけを確認する練習をしても大丈夫です。
そのあとで音を確認し、最後にリズムへ合わせていきます。
一つずつ分けて練習すると、自分がどこで困っているのかも分かりやすくなります。
「速く動かす」より「無駄に動かさない」
コードチェンジが間に合わないと、どうしても「もっと速く!」と考えてしまいます。
しかし、ギターでは速さだけを追いかけるより、
動かさなくていい指を動かさない
ことの方が効果的な場合があります。
これはコードだけではなく、単音フレーズやギターソロでも同じです。
上達してくるほど、必要な動きは少しずつコンパクトになっていきます。
もしコードチェンジで毎回左手が大きく動いているなら、一度ゆっくり自分の指を見ながら弾いてみてください。
「この指、離さなくてもよかったな」
という場所が見つかるかもしれません。
コードチェンジは一人ひとり苦手な場所が違います
同じ初心者でも、
Fコードで止まる方CからGが苦手な方AmからFで止まる方コードは押さえられるけれどリズムに入ると間に合わない方
など、つまずくポイントは違います。
そのため、すべての人が同じ練習をする必要はありません。
四日市市笹川の隠れ家ギター教室では、決まった教材を順番に進めるのではなく、弾きたい曲や現在困っている部分を確認しながらマンツーマンでレッスンしています。
「コードは覚えたけれど曲になると弾けない」
「どの指から動かせばいいのか分からない」
という方も、実際の演奏を見ながら原因を一緒に確認できます。
好きな曲を題材にレッスンできますので、ギターを始めたばかりの方もお気軽にご相談ください。
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隠れ家ギター教室https://www.kakuregaguitar.com/
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